株式会社アプロサイエンス「タンパク質研究所」では、徳島大学と共同で
"米ぬか"の知られざる機能解明や効能について研究しています。
「漢方米ぬかエキス」を用いて表皮培養細胞(HaCaT)への効果を検討した結果、ビタミンD受容体(VDR)の標的遺伝子、24位水酸化酵素のレポーターのビタミンD依存的な活性化をおよそ1.45倍増強した。
さらに、内在性のVDRに加えてVDRを過剰発現させた場合には、1.75倍とさらに顕著な増強を示した。
以上の研究結果から、「米ぬか」がお肌を健康に保つ可能性があることが示唆されました。
「漢方米ぬかエキス」を用いた表皮培養細胞(HaCaT)への効果を検討した結果、炎症シグナルのひとつNFκβのレポーターアッセイでは、S100A8エンハンサーを用いた場合には0.80倍、NFκβコンセンサスレポーターを用いた場合には0.86倍とそれぞれNFκβp65に依存した活性化を減弱させた。
以上の研究結果から、「米ぬか」がお肌の炎症を抑える可能性が示唆されました。